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土佐の山を見るツアー2002

2002年度ツアースケジュール

[2002年3月23日(1日目)]

08:00 大阪出発
13:00 佐川町 昼食
14:00 ドライウッド土佐会の供給する
     土佐杉の乾燥強度について研修
     グレーディングシステム体験
     木工教室
     木の家に似合うテーブルづくりに挑戦
16:30 越知町 横倉山自然の森博物館
     (安藤忠雄 設計の建築物)
18:00 夕食会

 [2002年3月24日(2日目)]

08:30 宿舎出発
08:40 一ノ谷総合団地 視察
     イスラエル方式トマト栽培ハウス見学
10:00 池川町 林業地案内
     ツボイ町有林 視察
     間伐作業実習
12:00 池川町にて昼食
13:00 天然乾燥施設 見学
13:30 木工品工場 見学
14:30 伊野町 紙の博物館
17:00 大阪 到着

第1回 土佐の山を見るバスツアーに行ってきました

寒暖の差が激しい春先のせいか体調不良によるキャンセルが相次ぎ、最終的に参加者25人、スタッフ10人の総勢35人での開催となりました。
当日、大阪梅田を午前7:50に出発し、途中2回の短いトイレ休憩をとって(旅行会社のツアーなら少なくても3回は休憩をとる距離だそうですが・・・)、急ぎ高知へ向かいました。午後1時過ぎ、ようやく昼食場所の鰻料理『大正軒』に到着

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全員の料理が手元に行き届くまで待つこと15分。ようやく箸を手に合掌!ボリューム満点!何とも美味しい味でした!少し急ぎめに贅沢な食事をすませて、大正軒の向かいにある、

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高知の名酒『司牡丹』の酒蔵で新酒を試飲。店内に試飲の列ができ、何種類か?何杯か?試飲して満足すると、皆さんお酒や徳利など様々なお土産を買っておられました。鰻とお酒を満喫した後は、佐川木材団地内の佐川プレカット工場へ。

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高知県立森林技術センターの方から木材の品質や乾燥についてのお話をして頂きました。お話の後は、同工場にて『木工教室』です。

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地元の大工さんや工場のスタッフが待機しており、簡単な本棚やテーブル、額縁づくりに挑戦です。作業時間が1時間と限られていたためテーブルに挑戦した人はいませんでしたが、皆さんそれぞれに味のある作品をつくっておられました。
その後、越知町の『横倉山 自然の森博物館』を見学。

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建物はあの有名な安藤忠雄氏が手がけたもので、もちろんコンクリートの打ちっぱなしでした。(私たちのツアーとしてはいささか見学する建物として趣旨は違うのですが・・・)その後、宿泊先の旅館「いち川」に向かい、2日目にお世話になる池川町の三浦町長さんを始め職員の方や町の木材関係者の方にも同席して頂き、皿鉢料理を囲んで夕食会となりました。カツオのたたき、土佐の海で採れた魚の刺身、天ぷらや煮物、池川町特産のファーストトマトなど、各々が大皿に盛り付けた皿鉢とおいしい日本酒をたらふく頂いて、1日目は終了となりました。
2日目は朝から雨模様でしたが、池川町の山中を見学するため、地元の小さなマイクロバス2台に乗り換えて町長の案内のもと町有林へ。案の定、標高900m付近まで登ると山はきれいな雪景色でした。『南国土佐』しかも3月下旬なのに雪なのです。それぐらい池川町のこの地域は標高が高く寒いのです。雪のため山の見学を諦め、同町内でメンバーが設計担当した定住者用町営木造住宅5棟の現場や、

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イスラエル方式のミニトマトの生産現場の見学をしました。

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ミニトマトは、コンピューター制御により廃液までもリサイクルできる画期的な栽培方法でつくられており、今回は特別に1パック(約20個入り)150円で直接販売して頂きました。(もちろん完売!)次は永田農法による完熟「ファーストトマト」の栽培見学です。とても高価なもののため、収穫済みのトマトは全て成約済み!余分が無いため完熟トマトをわけて欲しい!という、

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参加者の声もむなしくその場所を後にしました。山を下りる途中、大規模なログハウスを見学し、池川町のトマトにかける思いを三浦町長から報告して頂きました。山を降りて、池川木材工業さんの木材の燻煙乾燥施設や、

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自社製のバイオトイレ、関西ではお馴染みのホームセンター「コーナン」で販売している土佐桧のスノコや風呂の小物入れ、自社製のログハウスキットなどを見学。その後、杉を中心にこだわりの天然乾燥で木材の出荷を続ける池川林材さんで、手の込んだ乾燥の説明と見学をしました。関西ではありえない!?懇切丁寧な作業や、人柄に参加者一同感激でした。

とっても優しい池川林材の会長IMG_0199.jpg

 お昼は川沿い咲く満開の桜の下でお弁当の予定でしたが、風が強く寒すぎる為、

ほんとはこんなに綺麗な川なんですよ!niyodo.jpg

やむなく、池川町役場の会議室で、町長や職員も一緒に食事となりました。池川町長も参加者と一緒の弁当で、参加者に混じって同じ目線での昼食です。(大阪をはじめ関西の行政関係者にも見せたい行動ではないでしょうか?)昼食後、お世話になった池川町の皆さんにお礼と別れを告げて帰路大阪へ。途中伊野町の『紙の博物館』も見学して大阪へと向いました。

【追記】
土佐の木の家づくり協議会では、初となる一般ユーザー向けのバスツアー。どうしても見て欲しい!という所がたくさんあったので、初回から、かなり内容の濃いハードなツアーとなってしまいました。参加者の方はとてもお疲れになったと思います。(また、小さな工務店の集まりが主催というあまり例のないバスツアーでしたので、大阪に帰ってくるまで妙な緊張感をお持ちになった方もおられたのではないでしょうか?)私自身、開催前はどうなることかと不安と緊張でいっぱいでしたが、親切な高知の方々のご協力の下、無事大成功に終わることができました。今後も土佐の木の家づくり協議会でお世話になっている仁淀川源流域を始め、高知の山を見学するツアーを実施していきますので、ご興味がございましたらぜひ一度ご参加下さい!